野池34−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/07/15
気象・野池状況 |
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天候 |
曇り |
風 |
強風 |
気温 |
30℃ |
水質 |
少濁 |
basstank釣行記−2007/07/15−13:00〜14:00
7月観測史上最強の台風4号が過ぎ去り、一夜明けた。
風は強いものの、雨は降っていない。 ということで、釣行に出かけた。
今回の野池は、実家から車で20分ほどの場所。中規模野池。 学生の頃、一度陸っぱりにて釣行したことがあったが、 その時は、多くの陸っぱりバサーやアルミボートで賑っていた。
野池に到着すると、数名の陸っぱりバサーの姿が…。台風通過直後 であろうと、バスフィッシングはみんな好きなのである。もちろん、私も含め。
先行者達の邪魔にならないよう、池の一番奥へと車を進めた。 足場は整備され、陸っぱりでも十分楽しめそうである。
風も極めて強かったため、とりあえず、陸っぱりにて攻めていくことにした。
まず、昨日購入した新ベイトリール「シマノ製スコーピオンMg」を セットしたロッドで、「ジャバロン」を撃っていく。
キャストした瞬間わかる、その高性能さ。一番は、「スプールのブレーキの微調整が 可能」という点である。
適切に調整すれば、 どんなにブン投げようが、スキッピングさせようが、苦手なバックハンドでキャスト しようがバックラッシュ一つしないのである。
しかも、ラインが出て行く時リールとの 接触により発生する「接触音」も全くしない。本当に感動。
今まで、中学生時代から愛用していたリールとの差は歴然であった。ここまで違うのか、 2万円台のリールは…。私にはもったいない。
ドラグやリトリーブの滑らかさはもちろん、飛距離も抜群!!ノーシンカーで ここまで飛ぶものなのかと思う。
このようなリール(特にベイトの違いは顕著)を用いれば、確かに、リールの性能が 釣果に現れるだろう。
…リールの高性能さに感動しつつ、「ジャバロン」を投入していった。
そして、葦の中へキャストし、ラインが葦に引っかかった状態で「ちょうちん釣り」に なったとき…
「バシャッ」!!トップで出た!
「走り」のない、重たーい引き。「でかバス」の引きだとピンときた。
しかし、1mほど寄せたところで、すぐにバレてしまった。 残念。
すぐに同じポイントへフォローを入れる。
投入するのは、「ゲーリーヤマセンコー(4インチ)」をセットしたタンクリグ。
そして、投げるスピニングロッドにセットされているのは、これまたNEWリールの 「シマノ製ナスキー」。
…着水した瞬間、グーッと重くなるアタリ! そして、再び「走り」のない、重たい引き。でかい!
怖いくらいおとなしい引きだったが、その大きな魚体を確認した直後、 モンスターは暴れだした!
バッシャバッシャ!!
ラインは8dl。ドラグが静かに鳴る。
心地よい音、感触を味わうと同時に、 緊張が走るが…慎重に慎重に。
寄せる。そして、大事に大事に 抱きかかえた。
やった!!!
今年、初の50cmオーバー(52cm)!おそらく、 野池の最大サイズであろう、でかバスをキャッチ!
本当に嬉しい!
太ったお腹。高い体高。こぶしが入りそうな口。堀の深いエラ。腕に圧し掛かる重み。
まさに、50cmアップの貫禄である。
五感を激しく刺激する、雄大な姿と感触に出会えた。本当に感謝である。
ヒットリグは、タンクリグ。タンクリグは、子バスに効果的である イメージが強いが、40cmオーバーにも有効であることは実証済みだった。 さらに今回で、50cmオーバーにも対応できることを実証できた。
その後、ボートを出してみたが、あまりの強風で身の危険を感じたため帰港を決断。
釣行終了とした。
私は、バスフィッシングは「場所」が最も重要であると考える。
よい釣果を出したければ、よい釣果の出る野池へ行き、 バスのいるポイントへキャストすればよい。
つまり、ランカーサイズのバスを釣りたければ、ランカーバスのいる野池へ 行き、ランカーバスの潜んでいるところへリグを通せばよいのである。 どのようなリグを使うか、どのようなアクションを加えるかは 二の次である。
もちろん、でかバスの潜んでいるポイントを見極める力やその ポイントへ打ち込むキャスティング能力、そして、野池を探し出す行動力も 必要ではあるが…。
一番は、ブラックバスのいる「場所」に行き、ブラックバスのいる「場所」へ投げる。 最も基本的なことであるが、最も大切なことだと思う。
バス(ランカーも含め)のいない場所で、バスのいない場所へいくらキャストしても、 求める釣果が出ないのは当たり前である。
ボートやフローターは、確かにチャンスを増やす。 しかし、ボートなどで「浮いて釣る」というスタイルは、どうしても釣り自体が「雑」に なってしまう。
…原点に戻り、陸からじっくりとポイントを見極めること、一投一投の 大切さを忘れてはいけない。
今回の釣行では、それを思い出さされたような気がする。
バス& 野池画像−野池34−photo gallary
バス画像−野池34
野池画像−野池34