野池110−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/07/05
気象・野池状況 |
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天候 |
曇り時々晴れ |
最高気温 |
30℃ |
風 |
弱風 |
平均水温 |
28℃ |
水質 |
中濁 |
basstank釣行記−2008/07/05−11:00〜17:30
本日やってきたのは、秘境の雰囲気を漂わせる小規模ダム湖。
全周で2kmほどのフィールド。私のホームと言って良いほど、通い詰めている場所でもある。
フィールドの状況は…水温28℃。初夏を十分に伺わせる雰囲気である。このフィールド特有の緑色の水には、あまり茶色は混ざっていない様子。
午後からは少し風が出るかもしれないが、あまり気圧に変化はなさそうである。
今日は、期待できるかも…。
大好きなフィールドで午後の時間を過ごすことにした。
まずは、クランクベイトでサーチ開始。 バックウォーターを港とし、ダムサイトへ向かいながら撃っていく。
オーバーハングの葉の先を千切るように、クランクをキャスト。アクションの基本はただ巻きである。
時折確認できる水中へ突き刺さる枝や、水中ストラクチャー。それらへクランクが当てるようにキャスト、そして、リトリーブを繰り返す。
「中層リトリーブでのバイトを期待したいが、リアクションで喰わせる方が確率が高いだろう。」そう予想立てて、クランクを引く。
…
…出ないな。
気付けば、中流下流を通り過ぎ、ダムサイトを横切って折り返しに差し掛かっていた。
そして、その後も反応はないまま再び中流域へ。…この時間帯、巻き物で出すのは難しいか…。
…ふと気になるポイントに足を止める。
んー、サイトで確認することはできないが、バスは付いていそうである。
出航してから、2時間近くが経過していた。…そろそろ、一本ほしい。
スピニングタックルへ持ち替え、2008年度版タンクリグをそっと放つ。
『ポチャ』
水中へ刺さる枝の隙間。理想のポイントへ着水。…フリーフォールさせながら、バイトを待つ。
…。
…!!『グンッ!』
ノーアクション、フォール後のステイ中にバイト。2秒ほど待ったところだった。
カバーから引き離そうと、大きく強くアワせる…が、ラインが枝にとられたようだ。 魚の感触はあるが…。
しまった。が、ラインは4lbフロロ。落ち着いてしばらくロッドを立て続ける…と、ふっ。ラインの軋みが消える。
よかった。外れたようだ。
35cmUP!!
このフィールドのアベレージサイズではあるが、コンディションは非常に良い。
そして、綺麗だ。最近の水質の良さを伺わせるような体の色をしている。
ライトリグでの一本。底、ステイ中のバイトではあったが、本日の状況の良さはしっかりと伝わってくる。
よっし、今日はこれで行こう!
タンクリグ、2008年度バージョンの煮詰めである。
今シーズンのタンクリグの特徴は、単なる「ワームの二匹掛け」。基本は、4インチカットテールを2等分したものをセットしている。
センコーの強力波動とカットテールの魅力的なアクション、この二つの融合である。もちろん、4インチをそのまま2匹掛けにしてもよいし、4インチのセンコーとカットテールを組み合わせてもよい。また、それ以上のサイズのワームを活用しても良いし、ビッグセンコーの二匹掛けも面白い。これまでの釣行で、そのどれも好釣果を残している。
ワームが二つあることで魚の群れを演出→アピール度と波動倍増→でかバスにも有効。アクションも今までの動きよりも複雑化→バスの目を欺き易い→超スレバスにも有効。
そして、ロッドワークとライン捌きは今までのタンクリグと同じである。
フォールで喰わせてもよし、ステイで喰わせてもよし、シェイク、スイミングさせてもよし。私にとって、どんな場面でも対応できる最強リグとなっている。
…
続いて、中流域にある流れ込みに絡んだワンドへ。
ここでは、オーバーハングがかなり深い。…選択するのは、ラバージグ。このフィールドは、もともとラバージグへの反応が非常に良い場所でもある。
そして、岸とほぼ平行に、オーバーハングを横切りするようにスキッピング。奥深くへと、ジグを送り込む。
…
『ゴンッゴンッ!!』
ほとんど、ジグを入れた瞬間だった。明確なバイト。
バスをカバーから引きずり出すため、思いっきりアワせる!…最高の瞬間である。
『ガッ!』
…バスは多少の抵抗を見せたが、大人しくカバーから出てきたようだ。…しかし、バスの抵抗はここから激変する。
何と強烈な引きだろうか…ライズにより、そのサイズは大きくないとすぐに判断できたが、とても40cm足らずのバスとは思えないファイトを見せる。
12lbフロロで、キツキツに締めたドラグが出て行く…。重い。最高である。
…いつまでも続いてくれ。
しかし、願いは悲しく至福の時間は終わりを迎える。
よっし!!これまた、コンディションの良いバスである。
しかし、サイズはアベレージ。尾ビレを観察しても、そこまで強靭な様子ではない…いったいどこからあのパワーが生まれたのだろうか。
理解に苦しむが…とにかく、理想どおりの形で獲れた一本。大満足である。
その後は、上流へ戻りながら、スイムベイト、ビッグベイト、クランク…巻き物での一本をと思いながら放っていく。
…
が、やはり反応を得るのは難しいようだ…。
途中、ハドルトラウトに、巨大なバスのチェイスを確認するものの、やはりバイトまでには至らず。その集魚力に再度驚かされながらも、厳しい時間が続いた。
…
今日、しかもこの時間帯なら底の釣りか…。
再び、スピニングタックルを手にする。
結果、入れ喰いとなる。
タンクリグに面白いようにヒット。…サイズは出ないものの、楽しい時間である。
今回の釣行では、4インチカットテールのそのまま二匹掛けが最も反応がよかった。
コストは大きくなるものの、釣果を優先させれば今後も是非使用したいリグである。
そして、時間は過ぎ…夕刻。
至る所でボイルが確認できる。…いい時間帯になってきた。…トップもおもしろいな。
しかし、この時間帯でもタンクリグを撃っていく。…今日は、タンクリグを投げ倒す!そう心に決めたからである。
結果は…。
結局、アベレージサイズを乗り越えることは出来ず…。
反応は絶えずあったものの、最後まで同じサイズ。
日中に反応のなかったエリアでもキャッチできたことは収穫だが、残念な結果である。
このフィールドは、50cmUPは当然、40cm級も多く潜む場所である。…難易度的には決して高くないフィールドである。
アーリーサマー。水質もクリア。…難易度が上がっているのか。
ニュータンクリグの模索についてはある程度の終結が見えたが、リベンジを誓わせる釣行となった。
[フィッシング動画]
バス& 野池画像−野池110−photo gallary
バス画像−野池110
野池画像−野池110