野池46−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/08/12
気象・野池状況 |
|
天候 |
快晴 |
風 |
無風 |
気温 |
37℃ |
水質 |
中濁 |
basstank釣行記−2007/08/12−10:00〜13:00
暑い日が続く…。気温37℃、この天候の中、向かう先はどこかの野池。
本日到着した野池は、地図も見ずにドライブ中…ふらっと立ち寄った池。 特に変わったところはない、全周200mほどの小規模野池である。
水質は悪く、ヘドロ藻が浮かんでいること以外は、いたって普通の野池である。
ただ、この日、本当に何の変哲のないこの野池で、でかバスラッシュが起こる…。
まずは、決して綺麗とは言えない、水草群から陸っぱりにて攻めていく。
とにかく、ヘドロ藻が足元を覆っている。ところどころ、途切れ水面が見えているが…。
この状況を、良いととるか、悪いととるか…。
この炎天下では、「良い」状況であろうと信じて、藻の下に潜んでいるバスを 狙うことにした。使用リグは、ノーシンカー「スイミングクロー」。
様子見で、足元の藻へキャスト。水面が見える隙間へ通し、 着水前あるいは後に、ワームの体が半身浸かる状態でポーズ。…一呼吸おいて、リトリーブ。ポーズ。
そして、2投目…、藻の隙間でポーズしていると、狙い通り!ヒット!!
「ボンッ!!」と激しいバイトの後、ウィード下へ潜り込む…。 それを阻止しようと、力ずくで引っぱる。 案の定、藻がラインに絡まり、重い。しかし、強引にそのまま、岸へとズリ上げる。
…でかっ!!!!!
スイミングクローを丸飲みにしていたのは、なんと50cmUP(ジャスト)!! 太さはないが、立派な体である。藻の重さで引きも大きさもわからなかったが、その 姿を確認すると、嬉しさと震えが襲ってくる。
こんなにあっさりと出るとは…。この野池はいったい…。
引き続き、陸っぱりにて岸際の藻エリアを狙うことにした。
先程と同じパターンで攻める。藻の上をチャプチャプ…時折激しくシェイクしたり、ジャンプさせたり。 そして、水面の見える隙間ではポーズ。
数キャスト後…「ボンッ!!!!!」。でたっ!!ワームがはじかれ、宙に舞う。 フッキングには至らない。それにしても、この攻め方の時のバイトは心臓に悪い…。
すぐに、同じコースにリグを通す。ほぼ同じ位置で、再び、「ボンッ!!!!!」。今度は、 逃がさない!!
藻ごと陸にずり上げる。
またまた、グッドサイズ!!45cmUP!!美しい魚体である。
体格はいいのだが、お腹が減っているのだろうか。少しスマート。
この時点で入れ食いの予感がしてきた。 しかも、45cmUPの入れ食い野池って…こんな野池があったのか。
…この後も、アタリが止まらない。やっと普通サイズのバスも出現!!
そして、再び45cmUPのナイスバスが現れた!
この45cmバスをキャッチしたのは、少しオープンになっていたエリア。タンクリグに喰ってきた!!
しかし、末恐ろしい池である。この時点でアベレージ45cm…。しかもほぼ入れ食い。
「最強野池」、ここに発見である!!あとは、メタボリックなバスが現れれば最高。
陽も高くなってきた…ようやく、ボートにて出航!!
流し始めて、10数分後、浮き輪エリア付近にて…。
またまたまたまた45cmUP(48cm)キャッチ!!
中層で、クローワームをノーシンカーで泳がせていたところ、追うように喰ってきた! …気付けばもう、このサイズは驚かなくなっていた。
どこに投げても、このサイズ…しかも、スレていない。 すごい野池だ。私のテクニックではない。この野池が すごいのである。
今まで多くの野池を釣行してきたが、間違いなくここは「最強野池」である。
そして再び、でかバスは現れる!
水路流れ出し付近。今日、絶好調の「スイミングクロー」のノーシンカーをフォールさせる。
すると、グッグッと強く引っぱるようなアタリが!!思いっきりロッドを立て合わせる! 最高。
壮絶なファイトの後、姿を現したのは、本日2匹目の50cmUP(ジャスト)!!
メタボリックではない、スタイルの良いブラックバス。筋肉質といった方がよいだろうか。 この野池ブラックバスの特徴である。
本当にすごい野池だ…。いや、テクニックがすごいのか?いやいや、野池がすごいのである。
そして、懲りずに再び、でかバスを狙う…。
藻攻めをしていると、「ジュボンッ!」、でたっ!!…重い。
藻まみれの姿で現れたのは、20cmの「普通」サイズ。 何かホッとするサイズである。
このサイズのバスも多くいるはずだが、なぜか、45cmUP多発…。
ヒットルアーは、スイミングクロー。
その後、反応はなくなり、野池を2周ほどして釣行終了とすることにした。
左の写真は、バス釣りの勲章「左親指」である。
こんなに、ボロボロになったのは始めてかも…。40cmUPの大きな 口で傷つけられた、嬉しい勲章である。
この小規模野池で、まさかこのような釣行ができるとは…。野池ブラックバス釣行の 醍醐味は、この感覚であろう。
自分の足で野池探し。まさに、宝探しと同じである。見つけたときの喜びと 充実感、満足感は何ものにも代えられない。
…次回は、水草類のなくなった状況に来てみたい。
バス& 野池画像−野池46−photo gallary
バス画像−野池46
野池画像−野池46