野池71−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/10/07
気象・野池状況 |
|
天候 |
曇り |
風 |
弱風 |
気温 |
25℃ |
水質 |
良好 |
basstank釣行記−2007/10/07−6:00〜11:00
朝一番!!向かう先は、大人気野池。私も一番のお気に入り野池。
まだ、日が射す前。午前6時到着。
先行者はなし。
もう、10月に入り1週間が経つ…朝の冷え込みは、もう冬のよう。
水面からは霧が立ちこめ、幻想的な雰囲気である。
今シーズン、この野池での釣行は、おそらく最後となるであろう。
この場所は釣り雑誌や番組でも、取材が訪れる有名な野池。水も綺麗に澄んでおり、 2mほど先の底も見える…。
そして、ここは、私の尊敬する「菊元俊文プロ」も釣行したことがある場所。
さて、活性の最も高いこの時間帯、撃っていくのは…
もちろん、ビッグベイトである。
この野池にシャローエリアは少なく、岸際も急な斜面で水深も深い。
どのように攻めていくか…
ここでは、やはり深いレンジにいるバスを、ビッグベイトの高いアピール力で引き出すような撃ち方をしていこう。
そのパターンは、「ファーストリトリーブ」&「ポーズ」&「シェイキング」である。
岸際にキャストし、岸と平行に速め(1秒に3〜4巻き)に引いてきて、ポーズ。
もちろん水中でのポーズとなるのだが、その直後のリトリーブ始めは必ず、ロッドでしゃくる。
つまり、一旦動きを止めたビッグベイトを、ヒラ打たせながら、再び泳がせ始めるのである。
これにより、高速リトリーブにチェイスしてきたブラックバスを、一度落ち着かせて…ビッグベイトの突然の逃亡に、思わず口を使わせるのである。
そして、狙い通りに深い岸壁から、バスが飛び出して来た!
ポーズ後、足元でヒラ打ったビッグベイトに、突如現れた巨大なブラックバスがバイト!!
…
しかし、このときはすぐにバレてしまった…非常に残念である。
だが、さっそくのバイトにテンションも上がる!まだまだ、ビッグベイトで出そうである。
さすが、メジャーフィールド…いきなりのでかバス出現にも驚かされない。
その後も引き続き、ビッグベイトをキャストし続ける。
…先ほどと同じパターンで攻めてみるが、そう簡単にはいかないようである。
反応がないまま、時間だけが過ぎていく。出航から、そろそろ1時間か…朝のゴールデンタイムも そろそろ終わりである。
このメジャーフィールドで、なんとかビッグベイトで獲りたい!しかも、せっかく朝一で来たんだから…。
おそらく、ソフトルアー等に変更すれば、すぐに釣果は出ているだろう…だが、どうしてもビッグベイトでブラックバスをキャッチしたかった。
入っていったのは、倒木の絡むエリア。このようなポイントが、いくつもこの野池にはある。
それにしても、特にいい雰囲気のエリアである。
そして、ビッグベイトを倒木の向こうへキャスト…。
倒木の裏から泳ぎだしたビッグベイトを、倒木と水面の境界線辺りまで誘導する。
ビッグベイトが水面から現れ、倒木に少し当たり、ヒラ打った瞬間!!
『バシャッッ!!!』
ほぼ、トップ!!派手なバイト!!!
よしっ!いいサイズ。
そして、フッキングにも問題ない様子…落ち着いて処理をする。
40cmUP!!いい体格のバスである。
さすが、アベレージ40cmの野池!!
景観も最高なら、バスも最高である。
その後もボートを進め、同じビッグベイトを撃っていく。
引き続き …しかし、次第に反応がなくなってきた。
朝9時も過ぎ、そろそろルアーを変更か…先日、購入したニューアイテム「ジャバスティック」のスプリットショットリグに切り替える。
もう少し、バスと出会いたい。本気の攻めに移る。
変更後…
さすが、イマカツ製ソフトルアー。バイトが絶えない。
しかし、ラインの状態が悪いのか、バスがでかいのか…アワセの瞬間にラインブレイクを連発。 やはり、メジャーフィールド。そう簡単にブラックバスは、現れてくれないか。
…結局、バスキャッチまで持ち込むことが出来ず、ストック切れ。
気付けば、野池は多くのフローターや陸っぱりのバサーで賑いだしていた。
しょうがない。ここで、タンクリグを投入である。
すると…
あっさりと、キャッチ!!とてもきれいな魚体である。
それにしても、この野池ではむしろ珍しい20cm台。ようやくの二匹目だが、 この場所で、このサイズは初めてかもしれない。
…他のバサーの使用リグを拝見すると、普通のワッキーリグが多いようである。
しかし、釣果は出てない様子。…少し優越感を覚える。
さて、人は人。自身の釣行に集中しよう!
引き続き、タンクリグを撃っていく。
切り株が水面から現れ、倒木が水中に多く沈んでいる一級ポイント。
ここで、待望のでかバスがヒット!!
少しオープンなエリアにキャストし、水底を埋め尽くしている倒木上をフワフワと スイミング…すると、どでかいアタリが!!
ドラグの音をBGMに、極上のファイトを楽しむ!!
でっか!!と、独り言を小さく呟きつつ、寄せてくる。
そして、暴れるでかバスをボート際に寄せ、こぶしが入りそうなバスの口に手をかけようとした瞬間!!
『プンッ』
…
…ラインブレイク。ラインブレイク?ラインブレイク!!
ライン(8dl)が、途中で切れたっ!!!!!
たとえ、ラインやドラグ、ロッドのテンション等が万全でなかったとしても、 信じたい。ブラックバスが、でか過ぎたと…。
そして同時に、バス釣りの集中力も切れてしまった。残念である。痛恨の極みである。
この後、釣行終了とした。
『ラインブレイク』…でかバスの証。二番目に悔しい、バラし方。
ちなみに、一番悔しいのは、
「ロッドごと持っていかれる」
…である。
バス& 野池画像−野池71−photo gallary
バス画像−野池71
野池画像−野池71