野池87−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/12/26
気象・野池状況 |
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天候 |
晴れ時々曇り |
最高気温 |
10℃ |
風 |
無風 |
平均水温 |
7℃ |
水質 |
良好 |
basstank釣行記−2007/12/26−12:00〜17:00
本日は、今年最後の仕事を午前中のうちに終え、午後からの野池釣行である。
今回のフィールドは、もはやホームと言ってもいい程、通い詰めた小規模ダム湖。
50cmUPも当然潜んでいる、実績と信頼のある場所である。
しかし…寒い。
この時期まで、バス釣りをしていようとは…秋口には、思いもしなかった。
が、気温が低いという理由以外に、ロッドを置く理由はない。この季節でも、ブラックバスは元気なもの。あの最高の瞬間に巡り合えるなら、寒さを我慢して、フィールドに出向く価値は、十分にある。
さて、幸い本日の気圧配置は、等圧線無しの穏かなもの。
気温、水温ともに決して高くはないが、釣果は望めそうである。
手始めに撃っていくのは、スピナーベイトとディープクランク。 いつもの特攻隊長である。
…
二時間ほどが経過。当然のことながら、反応は得られない。
ここぞ!というポイントには、ソフトルアー等も投じてみるが、静かなものである。
さて、時間もあまりない。
ここで、真冬に向け食い溜めしたメターボバスをキャッチするための、ニューアイテムの登場である。
このフィールドでは、「ワカサギ」が多いらしい。地元のヘラ釣りの方に伺うと、この季節、ネリ餌をワカサギがよくつつくのだと言う。
シルエットは、ワカサギに酷似しているとは言えないが、一つのパターンとして当てはまらないだろうか…。
アンダーショットで小刻みシェイクは、まだ使用したくない。5インチスタッガー&フロリダリグにて、丹念に底を探っていくことにした。
コンクリート岸壁。
ちょうどワンドを形成するように配置されたこのエリアは、水温が最も上昇しやすい場所の一つであろう。
午後4時。このエリアに懸けることにした。
岸壁に沿ってフォールするよう、ギリギリにキャスト。フォール後は、ロッドワークを縦にしながら、ゆっくりと誘う。根がかった場合は、必ずポーズ。基本の大切さは、難しい時期こそ、求められるだろう。
時折、ズル引きやロングステイも入れていく。
ただし、シェイキングは入れない。ロッドを弾かないような、かすかなアタリも見逃さないためである。
また、バスの活性はそれほど高くないことが予想される。リアクション狙いではなく、じっくりと見せて、誘って釣るというスタイルの方が、今の私には向いているような気がする。
そして、スタッガーを撃つこと1時間ほど。日没間近の午後5時前、この日初めて待望の反応が!!
薄暗くなった一つのワンド。
ポツンと、一本の木が水面に突き刺さろうとしていた。
このカバー奥へ、スタッガーを流し込む。ススッと気持ちよく入っていき、岸際に着水。
スローリトリーブの中、「コンッ」と極めて軽いアタリがあった。
すぐさまアワセを入れたが、焦ったせいか、一度目はブレイク。
再度、同じポイントへ、フロリダリグを送り込むと…同じく軽いアタリが!!
…
今度は一呼吸置き、しっかりと重量を感じつつ、大きくアワセる。
よしっ、ノった!!
…ファイトを楽しむが、期待する重量感は伝わってこない。ほとんど、エキサイトなやりとりはなく、バスは現れた。
…。
なんとか、なんとかバイトを拾い上げ、キャッチできた初冬バスは、25cm。
真っ白な体とその小さな体格の何処に、5インチスタッガーを追いかけ、喰らい付くパワーがあるのだろうか…。
5号のフックもかろうじて、引っ掛かっている状態。
確かなことは、水の中はまだまだ「秋」であるということだろう。
この活性、状況の中、手に出来た一匹。気持ちは複雑だが、バス釣りはこういう釣果の日もある、ということが次回へのモチベーション維持につながる。
次こそは!!
…メターボバスに出会いたい。
バス& 野池画像−野池87−photo gallary
バス画像−野池87
野池画像−野池87