basstank-野池ブラックバス釣行記

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野池88−釣行記−FishingTrip

野池情報−2007/12/29

basstank−野池88    basstank−野池88
気象・野池状況
天候
晴れ時々曇り
最高気温
11℃
無風
平均水温
7℃
水質
極良

basstank釣行記−2007/12/29−09:00〜15:00

   釣行一日目(27日)。

   早めに休みをもらい、年末年始休みで実家帰省中である。

   今回やってきたフィールドは、超メジャー大規模野池。

   シーズン最中は、多くのバサーで賑う人気フィールドも、さすがに12月は全く人の気配はない。

   この日、到着したのは午前10時ごろ。霧が立ち込め、視界はほとんどゼロだった。

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   出航準備をしていると、すぐに霧は晴れ、青空が広がった…何か、良い事でも起こりそうな雰囲気である。

   実はこの日、あることを心に決めていた。それは…

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   8インチデスアダーの一本勝負である。

   元々、このフィールドには多くのモンスターが潜んでいることは知っている。この季節、なんとしてもそのモンスターを引きずり出してやろうと、このワームを選択した。

   …

   結果は…惨敗であった。

   寒空の下、ヘビーキャロライナリグとフロリダリグの二本構成で、終始攻め続けた。が、バイトは一日を通して2回だけ。どちらも、フロリダリグでの反応で、元気良くロッドを弾くアタリだった。

   バスの歯で傷つけられたフック周り。そして、テールを短く噛み切られ、無残な姿の8インチデスアダー…その姿を前に、リベンジを誓う。


   28日は、一日中雨のため、実家でTV観戦。番組はもちろん…スカパーのフィッシングチャンネル!

   その中で、印象的な場面が、二つあった。どちらも、私の大好きなバスプロ「秦拓馬氏」の言葉である。

   一つは、「12月は、完全に秋の釣り。バス釣りの冬は、1月中旬から2月中旬(地域にもよる)である」というもの。

   マジで!?…やはり、バスプロ界の新星が語ることは、まったく次元が違う。

   しかし、その言葉に強く同意できるのも確かである。私もこれまでの実釣を通して、「12月は秋」ということを感じている。

   実際に、テッパンやメタルジグ、アンダーショットで小刻みシェイクというものは、2月上旬でしか使わない。そして、12月で手にしたバスは、ほとんど秋の釣りでキャッチしている。釣れない、寒いと感じているのは、人間だけかもしれない。

   続いて印象的だったのは、秦氏の、2008年の抱負についての言葉だった。

   「釣りが、もっと上手くなりたい」

   …

   素晴らしい。何と謙虚な姿勢だろうか。秦氏のその言葉に、本当に感動した。

   バスフィッシングを極めたように見える方でも、さらに上手くなりたいと…私も見習わなければならない。

   私はまだまだ、初心者。ド下手に毛が生えた程度だと、強く自覚しておかなければならない。

   何事も謙虚に、向上心を持って。ということが大切なのだろう。


   釣行二日目(29日)。

   昨日の大雨は上がり、本日の天候はウス曇。

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   気温、水温ともに、2日前とほとんど変わらないが、自信はある。

   そう、本日は12月29日。2007年もあと少しで終わろうとしているが、まだ12月。12月である。

   バスフィッシングでは、まだまだ「秋」なのだから…。たぶん。

   明日からは寒波が来るという。したがって、本日が今年最後の釣行となるであろう。

   丸ボウズのまま年越しは免れたい。何とか、いい形で今年を締めくくりたいのだが…。

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   大型は、シャローエリアまで回遊してくると信じ、ワンドの奥へボートを進めていく。

   日差しは当たり難いが、バスの可能性は捨てきれない。一箇所に留まることなく、広範囲に探っていった。

   今回は、ワームサイズを落とし、ヤマセンコーやカットテールも投じていく。前回、敗北に終わった8インチデスアダーをセットしたロッドもあったが、あまり握ることはなかった。

   5m以上の水深も含め、丹念に探っていった。この凍えそうな季節に、なかなか根気のいる行為である。

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   6インチカットテールをセットしたフロリダリグ。

   もはや、この季節の必須アイテムとなってしまった。

   セットするワームは、ヤマセンコーかカットテールかで迷うところだが、釣果はそれほど異ならない。

   私の場合、確実に釣果を出したい!という時には、カットテール。ビッグバスも念頭に置き、ラトルも挿入したいという時には、ヤマセンコーという形で使い分けている。

   また、どちらもスイミングさせてもよし、フォールさせてもよし、ステイさせてもよしで、非の打ちどころのない超名作ワームである。

   ただし、使用するワームのサイズは、この季節でも大型のものを用いるようにしている。ゆっくりとしたアクションと、ラトルやシンカーが底にぶつかることで生じるサウンドだけでは、アピール度が高いとは言いがたい。

   リアクション狙いではなく、「魅せて釣る」。その存在を気付かせるためにも、ワームのサイズは重要である。この季節でも、使用するワームのサイズは、ほとんど5インチ以上である。

   フッキングに不安が残るが、バスがその存在に気付き、口にしなければ意味がない。

   そして、午後2時半。水温も7℃前後と、釣れそうな雰囲気になってきた。ここまで、ノーバイトだったが、釣る確信は持っていた。

   …

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   ここしかない!!

   カバーに覆われ、風の当たらないポイント。

   さらに、その奥には岩で形成された岸辺が!おそらく、底も硬い岩盤で形成されていることだろう。

   …慎重に、岸際ぎりぎりにキャストする。…よしっ、完璧。

   着水後、フォール中のバイトに気をつけながら、着底まで待つ。

   …バイトはない。

   ゆっくりとラインのたるみを取っていく。そして、ラインが張り、ワームが30cmほど前進したところでポーズ。バイトを待つ。

   …ダメか。

   ロッドを縦に煽りながら、同じようにラインを張っていく。すると、

   …!!(バスだっ!!)

   すっと、静かにロッドへ加わる重み。明らかにバスだっ!!

   落ち着いて、ロッドへの重量感を残したまま、大きくアワせる…ノった!!

   アワせた瞬間に、グッグッと元気の良い、重たい感触。最高である。

   バイトの様子からも感じ取れたが、これは間違いない。…ナイスサイズだっ!!

   最高のファイトを楽しむ。そして、しばらくドラグ機能を弄んだバスは、大人しくこちらに下あごを差し出した。

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   「っしゃぁぁあ!!!!!」

   私の声がコダマする。

   …誰もいない年末の野池で、一人叫んでみた。

   この1年を、最高のものにしてくれる一本!!これだから、バスフィッシングは止められない。

   この後、早めにタイムアップ。そして、いつものように、感謝の念を込めて、ゴミ拾い。

   いいバスに巡り合えるのは、腕がいいから?いや、ゴミをしないからであろう。野池を大切に、自然を大切に、決して人間の手で汚されることがないよう努めてきたからであろう。…そう信じたい。

   バス釣り…。その人の人間性をも大きく露わにする、趣味。

   私なりに考える、バス釣り上達への近道は、@寒い季節でも釣りに行く、Aゴミをしない&拾う、である。

 

バス野池画像−野池88−photo gallary

バス画像−野池88

  ブラックバス1匹目(サイズ47cm)
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