野池90−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/01/07
気象・野池状況 |
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天候 |
曇り時々晴れ |
最高気温 |
10℃ |
風 |
無風 |
平均水温 |
6℃ |
水質 |
良好 |
basstank釣行記−2008/01/07−12:30〜17:00
もはや、呆気にとられる方も多いだろう。本日も、バス釣りにやってきた。
大人気のフィールドも、この季節ともなれば、バサーの姿は皆無である。
曇空の小規模リザーバーに、餌釣りの方と二人っきり。どうやら、寂しい釣行となりそうである。いつものようにスノボーのウェアを着込み、完全防備。
さて、水温は、6.0度。釣果は期待できそうにないが…。
それでも、バス釣りは生き甲斐なのだろう。フィールドにボートを浮かべると…一気にテンションが上がってくる。
この季節で釣果を望むことすら無謀なのに、何やら大物の予感が!寒さはすでに忘れていた。
昨日の幸運再来!と意気込みつつ、フロリダリグで、バスの付いていそうなエリアを探っていく。
いきなり本気モードである。
この状況でも、フィールドに来たからには、なんとしてもバスと出会いたい。
いつものパターンで、じっくりと攻めていく。
そして、二時間ほどが経過。魚の気配はもちろん、バイトすらない。
当たり前か…。無常にも時間だけが過ぎていく。
相変わらず、水温は6度前半。
どうしたものか…ワームを魅せて釣るというスタイルでは、限界があるのか。
フィールド、ブラックバスの状況に合わせて、ルアーを選んでいく。ここは、やはり基本に忠実に。
メインルアーを、ディープクランクにセットする。
活性の低いバスを、リアクションでキャッチするということに、目標を定めた。
ここで狙うは、ワンドの境目。ちょうど、岬になっている部分である。
減水時に確認済みなのだが、岬の延長上の底は、尾根を形成しており、岩盤底である。
…バスはかならず、付いているはず。
ここに懸けることにした。
岬の尾根で、ボトムノックするように、その向こうへロングキャスト。水深は3mほどだろう。
すばやく、ディープクランクを、目的深度へ到達させる。
『ゴンゴンッ』
とても理想的な座標で、クランクは岬へ突入したようである。
底の感触と、バイトを区別するため、ロッドの先端へ全神経を集中させる。
…
…完璧!!バイトだっ!!
底を捉えていたロッドが、さらに深く食い込んでいく。元気の良いアタリ!
大型のクランクを用いているため、重量感はたっぷりだが、サイズはそれほど大きくないようである。
…しかし、取り込み寸前、バスは激しい抵抗を見せる。トレブルフックのバラシの怖さを重々承知している私は、無我夢中でバスを押さえにかかった。
そして…
袖口は、水に濡れながらも、なんとかキャッチ!!
ハードルアーでの一本!!しかもなかなかサイズの40cmジャスト!
決して冬太りバスとは言えないが、大満足サイズ。
厳しい状況の中、嬉しい一本であった。
ハードルアーでのキャッチは久しぶりである。バスの活性もなかなか!
そして、この後も、ディープクランクを撃ち続けていった。
しかし…
上手くいかないものである。その後は、全く反応がなくなった。
水温は、6.5度と上昇はしているが、バスの気配は相変わらずない。一体どこにブラックバスは潜んでいるのか…。
その後、再びフロリダリグで底狙い。魅せて釣るスタイルも出したが、結果はかわらなかった。
それでも、この時期に、ハードで獲ったことは大きな自信となった。
これからは、小型のバスはディープに沈み、半冬眠状態に入る。大型のバスは、まだ活動する体力があるので、シャローでのキャッチも可能である。
ディープを狙うということは、私の場合ほとんどない。この時期でも、でかバスは、シャローで元気良く活動し、シャローで釣れるからである。
…口で言うは易しいが、実際に事を成すには難しい。
人間の勝手な理論でバスを釣ることは、極めて困難である。
バス& 野池画像−野池90−photo gallary
バス画像−野池90
野池画像−野池90