野池95−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/04/12
気象・野池状況 |
|
天候 |
晴れ時々曇り |
最高気温 |
18℃ |
風 |
弱風 |
平均水温 |
16℃ |
水質 |
良 |
basstank釣行記−2008/04/12−15:30〜18:00
本日、午前中の仕事を終え、昼過ぎ、向かったのは小規模野池である。
この野池は、全周300mほど。非常に小規模なものである。
だが…地理的にはかなり南部に位置している。つまり、ここで重要なのは、水温!!
確認すると、「16.1℃」。とうとう15℃を超えてしまったようだ。
そして、このフィールドのバスが良いことはよく知っている。数も出る。ということは、本日は相当期待できるということである。
…釣行時間が限られていることが悔しい。果たして、この野池を何周できるだろうか。
まずは、整備護岸近くから撃っていく。
ルアーは、トリックダーター。本日は、素早いトゥイッチにも反応が期待出来る。ビッグベイトもおもしろいか…。
…と、今日の釣りを頭で組み立てつつ、何気なく第一投を放った。
ルアーは、ラインがカバーに引っ掛かりつつも、その奥へ着水。 少し引き、強引にカバーから引き離す。通常の潜行へ移ったのを確認した後、トゥイッチを入れる。
2度、3度。そして、ポーズ。ただ引き…
『ググッ』
ロッド先端が震えながら喰い込んで行く。グリップからも、明らかな魚の反応が!
バイトだっ!!…一投目で??
少し驚いたが、落ち着いてアワせることができた。よっし!完璧にフッキングした模様。
バスは、強烈なダッシュを見せる。重量感もずっしりと感じる。
最高!やはり、この場所は相当バスの反応が良いと伺える。
40cmUP!!とても綺麗なバスである。
このフィールドのバスは、季節を問わず体格が良い…スポーニングに絡む時期ならばさらに素晴らしいものになる。
いきなりのヒットにもうなずける。
フィールドの状況もバスの状況も、非常に良いようだ。
この後の数釣りを予感させるような一本。
高ぶる気持ちを抑えつつ、さらに奥へと進む。
水深50cm〜1m程のシャローエリア…。
まさか…。でも、もしかしたら…。
…出るかも。
バスの高活性を信じ、トップウォーターを放つ。
岸際に落ちたポップMAXを、ほとんどポーズは入れずにドッグウォークさせる…。
3mほど寄せたところで…
『バシャッ』
出たーっ!!トップ一投目で激しいバイト!!
慌てすぎ、アワセのタイミングを忘れる。残念。フッキングまで至らなかった。が、心臓は高い音を立てている。
…トップで出た!とうとう、この季節が来たっ!!そのことが何よりも嬉しい。
さらに、同じコースを通す…今度は、少しポーズを入れながらドッグウォーク。そして、4、5回目のポーズ中に!!
『ボンッ』
ポッパーを引っ手繰るバスの姿が、はっきりと見えるバイト!!
ポッパーがバスと共に消えていく様子を見届け…アワせる。よっし!のった!!…最高っ!!
赤濁りの入った水中で暴れるバス。その姿を見ながら、ファイトを楽しむ。
そして、何度かのヘッドシェイク。…すっと、ロッドから重量感が消える。バレたか…。
この時は、妙に落ち着いていた。なぜなら、先ほどのバイトの様子なら、この後も必ずトップに反応はあると確信したからである。
今日は、間違いなくアツい!!
続いて…野池の最上流部。小さなワンドを形成しているエリア。
そして、2つの流れ込みが確認できる。水深も浅く、ブッシュも良い感じである。
このような場所では、やはりトップを投げたくなる。
最奥の流れ込みへ、再びPOPXをキャスト!
着水後すぐにアクションを始める。…テンポ良くドッグウォーク。そして、やはり出たっ!!
今度も激しいバイト!!…が、のらない。
まだ、バスはこのプラグを狙っているはず。…しばらく、バイトのあったポイントで5秒ほどポーズを入れる。
…再び、ドッグウォークを再開。…出ろっ!!
『バシャッ』
完璧!!今度は、のった!!…これまた、いいトルクを見せる。
が…すぐに、ブレイク。
…
さすがに苛立ってきた。…悔しい。
バスの活性は相当高いはずだが、いったい何度のバラシを?自分自身に腹が立つ。なんともったいない。
同じエリアで、しばらくトップを使うが…反応はない。当たり前か…。
そろそろ2本目がほしい。
バスに負けた感が残るが、ルアーをスリムミノーへ変更する。すると…
…あっさりとサイズアップ。
バイトの様子は…トップで反応があったポイントへ、ミノーを投入。1回トゥイッチを入れたところで、ミノー付近の水面が大きく盛り上がったのを確認。ポーズを入れていると、ラインが大きく走り、ロッドが深く喰い込んでいった。
人間、諦めが肝心とは上手いこと言ったものである。
とりあえず、よかった。ホッとする。
これだけ良い条件であるのに、40cmUP1本のみで満足というのは、あまりにも寂しい。
大満足の40cmUP2本。この後、キャストしていくのは…もちろん、トップである。
この後も守りの姿勢では、バス釣りそのものの醍醐味を忘れてしまう。
2つ目のワンド。ここも、奥には流れ込みがある。
ワンドになっているが、水の動きも非常に良い感じである。おそらく、このフィールドで最高のポイントであろう。
…狙いを定め、流れ込みへポップMAXを放つ。
我ながら、ナイスキャスト…と思う。最高の場所へ着水。
間髪入れずにドッグウォークさせる。1mほど寄せたところでポーズ。
『バシャバシャッ!!』
その場でルアーを破壊しそうな、強烈なバイト。
アワセると、ロッド先端からルアーまで、ラインがビンッと張る。
しかし、バスの座標はほとんど変わらない。とてもゆっくりとした間隔で、ロッドを重たく引っ張るだけ。
…これは、デカイッ!!
直後、ライズ。
大きい。
その大きな魚体からは想像できないほど、空中で素早く口を振るわせる。
そして、その口から解放されるルアー。…ブレイク。
悔しい。…間違いなく、本日一番のバスだった。なんとか、トップで獲りたかった。
改めて思うが、バス釣りは難しい。
この日、野池をもう一周した。
そして、先ほどのバスをバラシたポイントで、再びトップで反応があった。
バイトは、岸際へ着水後に1mほどドッグウォークさせたところだった。
突然、真横のブッシュから何者かが、水面を盛り上げながら走ってルアーへ近づいてきた。
そして、ルアーを回り込んだのか、その付近で大きく水面が盛り上がる…バスだと確信し、ポーズを入れる。
少し焦らし、軽くトゥイッチを入れる。…直後に、激しいバイト。
フッキングまで至り、足元まで寄せることができた…が、サイズは40cmほど。
その姿を確認したところ、チョンと掛かっていたリアフックが外れる。…もう、どうにでもしてくれ。
様々な念が頭を巡ったが、なんとか精神を立て直す。
今日は、トップに反応があったことを素直に喜ぼう。
2008年4月12日(日)。
私の中で、今年初めてトップに反応があった日である。
バス& 野池画像−野池95−photo gallary
バス画像−野池95
野池画像−野池95