野池96−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/04/13
気象・野池状況 |
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天候 |
曇り時々晴れ |
最高気温 |
18℃ |
風 |
弱風 |
平均水温 |
14℃ |
水質 |
強濁 |
basstank釣行記−2008/04/13−8:00〜12:00
本日向かったのは、信頼の秘境ダム湖。全周1kmほどの小規模なダム湖である。ここへ訪れるのは3ヶ月 ぶりくらいだろうか。
ダム沿いの道路を走りながら、湖上の状態は視界に入っていたが…。
濁りが強い。
元々、水質はマッディのフィールドだが、本日は特に濁りが目立つ。
先日の大雨のせいだろうか。水位も高い。
水温は13度後半とまずまずだが、果たして釣果は期待できるか…。不安の中、出航する。
まずは、港近くのシャローエリアから撃っていく。
ルアーは、ポップMAX!トップウォーターである。 フィールドの条件は異なるが、昨日のお祭りバイトの再来となるか…。
とにかく、シャローエリアにあるカバー奥へ撃ちこんでいく。
『ボンッ、ボンッ』
ポッパーが軽快にドッグウォークをする。
『ボンッ、…、ボッボンッ』
時折ポーズを入れつつ、イレギュラーなアクションも取り入れる。
その操作はとても…楽しい。朝の風がない時間帯、静かな水面。ポッパーだけが、その湖上を騒がす。
いつ出るかわからない緊張感。バイトがあった瞬間の、あの興奮。
想像するだけで、楽しい。やはり、トップの釣りは最高である。
続いて、中流部へ。残念ながらトップでの反応は得られず、ルアーをラバージグに変更する。
この水質、この水温。なるべく、シルエットが大きく、ゆっくり誘えて、かつ応用の利くものを選んだ…。
…つもりだが、選択したのは、個人的にジグが大好きという理由が大きい。
立ち木や、オーバーハングの中へ、丁寧に撃ちこんでいく。
この状況なら、あまり遅いアクションは必要ないだろう。テンポ良く、ジグを底から跳ね上げていく。2秒に1回程度の間隔だろうか。
そして、時折、スイミングも取り入れてみる…。
『ググッ』
おっ、バイトだッ!!ロッド先端が叩かれつつ、喰い込んで行く。
そして、しっかりとロッドに重さを載せたまま、素早く豪快にアワせる。
…最高に楽しい!
30cmほどの激痩せオスバスである。
しかし、ファイトの元気はサイズ以上。引きはとても強烈だった。
水深2〜3mラインにて、1mほど底から放してスイミングしていたところのバイトであった。
バイトの様子から感じたことは…「今日はいい!」である。
午後からの仕事を恨む。こんな日に限って…できるならば、一日中このフィールドで楽しみたいが。
今日も間違いなくいい!
ラバージグ用タックルは、ロッド:ガンスリンジャー(ヘビー、6フィート10インチ)、リール:メタニウムMg7、ライン:FCスナイパー(12ポンド)である。
ジグは、シルエットが大きく、水をよく掴むツネキチ製のもの。スカートの形状が独特である。 トレーラーは、赤ラメの入ったバイズクロー。
ラインは12ポンドだが、超ヘビーカバーにも十分対応できる。FCスナイパー、大きな戦力として頼もしいラインだ。
現在の私にとって、ジグタックルとしては、これらが最も信頼のある組み合わせである。
続いて、岬状に迫り出した岩盤。この岩盤を境に、付近ではワンドを形成しているポイント。
とてもいい感じのエリアである。
岩盤へ当てるようにキャスト。着底を待つ…。
『ゴツゴツ』。
予想通り、硬い地層が続いている。
そして、時折ロッドを跳ね上げ、ジグを飛ばす。
…
『ゴンッ!』
動きを止めていたロッドの先端を、ラインが強く叩く。…バイトだ!
間髪入れずに、力強くアワせる!
…完璧!のった!!
ヘビーのロッドが、大きな弧を描く。そして、伝わってくる魚の抵抗。
これぞ、ラバージグの醍醐味!強いアタリに対して、その何倍もの力でフッキングさせる…最高である。
カバーが絡むシチュエーションなら、もっと気持ちが良いだろう。
…サイズアップ!!フッキングもいいポイントに決まっている。
40cmジャストといったところか。お腹もなかなか、文句なしの一本である。
それにしても、楽しい。
久しぶりのジグへのヒットに、改めてその楽しさを確認する。
トップの釣りはもちろん楽しいが、ラバージグの釣りも負けず劣らず楽しい。
そのフィールドの状況に合わせて釣りをすることは大切だが、自分の好きな釣りを貫くことも大切なのかもしれない。
釣りは、釣れなくても楽しい。釣れればもっと楽しい。そして、自分の好きな釣りで魚を手に出来れば、もっともっと楽しい。
好きな釣りを貫いて、それでたとえ魚を手に出来なくとも、楽しいものは楽しい。
釣りは、最高に楽しい。
さて、そろそろタイプアップの時間が近づいてきた。
まだまだ攻め倒したいポイントが数多く残っている…が、時間がない。
プラグでテンポ良く、それらしいポイントを撃っていくことにした。
…が、ダメか。
結局、プラグでの反応は得られないまま、タイムアップ。 泣く泣く、午後からの仕事へ向かうことにした。
ラバージグ…投げ倒したかったな…。
一年で最も良いこの時期。一日ゆっくりと釣りを楽しみたいものである。
バス& 野池画像−野池96−photo gallary
バス画像−野池96
野池画像−野池96