野池124−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/10/12
気象・野池状況 |
|
天候 |
晴れ |
最高気温 |
25℃ |
風 |
弱風 |
平均水温 |
19℃ |
水質 |
中濁 |
basstank釣行記−2008/10/12−9:30〜12:00
本日は新規開拓、初めてのフィールドとなる山奥の小規模リザーバーへ。午前中だけのお気軽釣行である。
フィールドの第一印象は、「良い」である。
ここは、他のフィールドで出会ったバサーに教えてもらった場所。「いいところですよ、是非行ってみてください…」
その言葉通り、非常に良い雰囲気のフィールドである。時間が許せば、じっくりと釣ってみたいが…。
…やはり、ここも減水傾向。おそらく、満水時はもっと良い雰囲気であろう。
さて…時刻は、午前9時半。10月中旬と言っても、日差しの角度はまだ高く、暑い。
出航する前に、少し様子をみるか…。
バックウォーター付近を港とし、その付近をしばらく陸っぱりにて探ってみることにした。
減水により、100mほどの距離で足場が伸びている。…キャストも、対岸へ容易に届く。
まずは、ビッグベイトとミノーで、反応を探ってみる。
…生命反応はある。足元にはメダカほどの小魚が群れを成している。
「いきなり出たりしないよな…」
減水&バックウォーター。しかも、水も良さそうだ。期待を抱かずにはいられないシチュエーションである。
ビッグベイトを水面で泳がす。ジョイント式のテールが、水面に波を起こすようにゆっくりと引いてくる。
…
『モコッ!!』
対岸ギリギリに放ったビッグベイトのすぐ後ろで、水面が大きく盛り上がる。…と同時にディップに、『コンッ!』とアタリが。
出たっ!!…ロッドへ完全に重みが加わるまで、待つ。
…
ダメか…。バイトはその一回のみ。バスは、ビッグベイトを触っただけのようだ。
残念。
何とかビッグベイトで出してやろうと、その後1時間ほど粘ってみたが、反応は得られず。
しかし…一度でも反応はあった。ここは、やはり良い。私にとって「良い」フィールドとは、「大きな期待を抱かせてくれる」フィールドである。
そして、大きな期待を残したまま、出航。
さぁ、ここからが本番である。
時刻は午前11時を過ぎてしまった。残りは1時間ほどしかないが…十分。
ゆっくりと周っても、一周はできるだろう。
今日のメインルアーは…もう決まっている。
ゲーリーヤマモト、6インチシャッドシェイプワームである。ノーシンカーリグで、フックは5/0。
濁りが強いので、色が濃く、シルエットは長めのものを選択。そして、水温も19℃と、ノーシンカーで泳がすには、最高の条件だ。
ビッグベイトにも反応があった。…この選択は、間違っていないはず。
さて…。
影の落ちる東側を流しながら、ダムサイトへ向かう。
…幸い、東側はアウトベンドにあたり、水の流れも良いようだ。
西側は土や泥の層が多いが、こちらは最高の地層を成している。
何を投げても楽しそうだ。…シャロークランク?スピナーベイト?ミノー?…ペンシルでも出そうだ。
もちろん、ワーミングも活躍してくれそう。
汗ばむ陽気で、眩しい日差しが目を焼きそうだが、水の中は食欲の秋の真っ最中だろう。
また、初フィールドであり、新鮮な気持ちでロッドを握ることができる。細かいレイダウンや、ブッシュなどの新たな発見も楽しい。
いろいろと妄想しながらも、6インチシャッドシェイプワームのノーシンカーリグを引き続き撃っていく。
…さぁ、来い!
点在する倒木群。減水フィールドにはお馴染みの光景である。
この倒木と岩が絡むポイントを中心に、ノーシンカーリグを泳がしていく。 ただし、ロッドワークはほとんど入れない。スローリトリーブで、ただ引きである。
泳がせる水深は50cm〜1mほど。アフターのバスなどは、フォールで誘うアクションが特に効果的だが…今は秋、必ずバスは追ってくるはずだ…
『グングンッ!!』
…来たっ!!岸から2mほど離れた場所。何もないはずの水中で、ノーシンカーリグが激しく引っ張られる。
一呼吸置き…ロッドの長さを全て活かし、180度近いストロークで、フルパワーでアワせる。
『ガッ!!』
『グーッ!!』…おおーっ!…バスはフッキング直後から、素晴らしいダッシュを見せる。
しかし、ラインはフロロ20lbを使用しているため、余裕の応戦。
程なく、バスを足元に寄せ…水中からブッコ抜く。
やった!初フィールド、初バス、最高の瞬間である。
そして、狙い通りの一本。このサイズのワームを追い喰い…やはり、バスは元気なようだ。
しかし、秋太りはまだの様子。これから、どんどん太っていくことだろう。
よっし、この調子でまだまだ出そうである。
中流域での素晴らしい出会いを後にし、下流部へと進む。
…ダムサイトへの曲がり角。大きな岩が重なり、岬を形成している。水の流れも、最も動くエリア。 ベイトも絡んでいるはずである。
足元の水深は10mほど。おそらく、岸際はほぼ垂直に落ちているのだろう。
ここで選びたいのは…ラバージグ。ボワッと広がるスカートが、濁った水の中でもバスにアピールし、効果的に誘う。
また、バスのいるレンジが、ここでは定かではない。底をとりながら、カーブフォールで落としていき…理想はブレイクラインでのバイトか。
とにかく、フォールで喰わせることをイメージし、岸際へ落としていく。
…やはり、深い。が、岬は10mほど伸びており、その先の水深は3m。巻き物系をぶつけてもおもしろいか…。
ボトムの形状、と内容を理解しながら、ロッドワークでラインを捌いていく。
ビンッと張ったライン。水面を、すーっと縦に裂きながら、ラバージグは落ちていく。
時折、底を捕まえ…ゴツッ、ゴツッと感触を伝える。
…ダムサイトを過ぎ、さらなるエリアへ。
だが、反応はない。
子バスのスクールは確認できるが、求めるバイトは現われない。
使用ルアーを、6インチシャッドシェイプワームに戻すが…結果は同じであった。
「もっと釣りがしたい…」
悔やまれつつも、フィールドを一周。そして、ちょうど時間を迎えた。
次回は一日釣行できることを願いたい。
[フィッシング動画]
バス& 野池画像−野池124−photo gallary
バス画像−野池124
野池画像−野池124