野池129−釣行記−FishingTrip
野池情報−2008/11/15
気象・野池状況 |
|
天候 |
快晴 |
最高気温 |
20℃ |
風 |
弱風 |
平均水温 |
15℃ |
水質 |
少濁 |
basstank釣行記−2008/11/15−9:00〜15:30
本日、やってきたのは山間部の大規模野池。
11月中旬。…見事な秋晴れ。そして、見事な紅葉。と、池。
それはもう、最高の景観である。鼻を通る空気はひんやりと冷たく、吐く息も白く心地よい。
…減水は、やはりどのフィールドも回復していないようである。水面を覗く限り生命感はない。しかし、鳥達の元気な囀りは耳を微かに触り、さらに景色を栄えさせる。
大人気フィールドも冬支度を始めたようだ。さすがにこの季節になると、バサーの数も激減する。
本日のフィールドには、私たった一人のみ。厳しい釣果も覚悟だが…これから贅沢な時間が始まる。
ワクワク感は抑えられない。冷え切っていた体温は、出航準備を終えた頃には上昇し、汗ばむほどになっていた。
さて…水温は14℃前半。…水の中も冬支度で忙しくなっている頃か。しかし、まだ冬の釣りを展開するには少々早いだろう。
11月いっぱいは秋の釣り。広範囲に、手早く、手堅く探っていくことにした。そして、選んだのはバイブレーション。カラーは、水温も気になるため、ブルーバック&メタル系のものを。
オープンエリアを含め、大遠投の連発。手早く巻き戻し、広く反応を探っていく。
…コースは、表層から中層。早い展開でバスを手に出来れば…。
とりあえず整備護岸から、中流、上流へと、水も見ながら流していく。
…眩しい。時間が経つにつれ、陽は昇るが、その角度は小さい。太陽の軌道を予測済みかのように、紅、黄、緑の葉はコントラストを強め、それらの美しさは増し、人間の目をさらに魅了する。
…
そして、出航から一時間ほど経過し…体の冷えも戻ってきた。…未だ反応は無いが、観光と釣りを同時に楽しんでいるようなもの。さらに、心地よい日差しが、感情も落ち着かせる。
…ただし、釣りに来たからにはバスに出会いたい。
…中層、ただ巻きで出すには難しいか。
ここでルアーチェンジ。
減水フィールドに数少ないストラクチャーへクランクを当てる。底を叩く。
また、このフィールドの形状は、皿池とは大きく異なる。何処も岸と水面の成す角は垂直に近く、中流部の最深部は7m〜8mほど。底に付くバスが、ディープクランクを追ってくるにも、決して深過ぎることはないだろう。
結局は、好きな釣りへ収束していくのだが…。
まずディープクランクを、ストラクチャーを捕まえる様に岸際へ落とす。そして、巻き抵抗の増したルアーを、先ほどとは違い、ゆっくりと丁寧に巻いていく。
硬さと柔らかさが入り乱れるランダムな感触に、秋空の下、一人集中していく。
…
そして、底とストラクチャーを放したクランクは、中層をただ泳ぐ。その時もディップを見つめることは止めない。…最高の瞬間を絶対に見逃したくは無いからだ。
…しかし、静かなもの。
やはりこの季節。反応を得ることは、なかなか難しい。
気付けば上流部へ到達し、折り返しに入っていた。それにしても…良い天気だ。本当に清々しい。
んー。決して雑な釣りをしているつもりはないのだが…。
ならばさらに丁寧な釣りを…と、手にするのは、ジャッカル製7.5インチモンスターダーツホッグ。シンカーは1/2oz、フックは7/0のテキサスリグ。
もはや、私にはなくてはならない組み合わせとなっていた。バス釣りの夢が全て詰まったようなワーム。どのようなシチュエーションでも、勝負に出れるリグ。頼もしい仲間が、今年もまた増えてくれた。
アクションの基本は、リフト&フォール&ポーズ。スローに、スローに。
僅かな湖流を捉え、自発的に震える。フォール後の衝撃を長時間保持する。バスが生み出す水の波動に、強く反応する。そして、圧倒的なアピール力。
その大きな体型のメリットを最大限に活かすには、とにかく動かしすぎないこと。小刻みシェイクや高速引きは、愚の骨頂かもしれない。
「自然に任せる」
それが、私の一つの答えである。もちろん季節やフィールドの状況により事情は異なるが、私の中におけるタンクリグ、フロリダリグ同様の解答が、このリグには確立されている。
狙いの基本は倒木群。
減水フィールドでは最もポピュラーなストラクチャー。特に、底へ長く伸びるものを選びながら、慎重に探っていく。
深度は、この中流域の最深部8mまで落としていく。そこまでの道のりは、決して短いものではないが、どのレンジにバスが多いかという情報を明確に得ている訳でもない。
今出来るのは、この日差しの下でのんびりと楽しむこと。…風が無ければ、ぽかぽかと暖かい。
時折、岸と平行に放ち、何本かの木とラインを交差させる。…5mほどの深さはあるだろうか。
…
水中へ伸びる木の様子を想像しながら、テキサスリグを次第に寄せていく。
木によっては、沖へと長く伸びているものもある。そして、それを乗り越えるために、ラインが沖へとある程度スライドしていく。続いて…『コツン』という感触とともに、リグは再びフォールを始め、長時間のポーズの後に次の倒木へと登り始める。
ゆっくりとロッドを上下させながら…その様子を、「あー、暖かいなー」と暢気に眺めていた。
しかし、それも一瞬のうちに凍りつき、戦慄が走る。…異変に気付いたのは、数投後のことだった。
…
「ん?…やけに沖へラインが走っていくな…」
「いやいや…そんなにレイダウンが伸びている訳ないだろっ!」
『ガッ!!…ギュンッギュンッ!!』
明らかな違和感を、バイトであると判断。十分なタメを作り、渾身の力でアワせる。しかし、直後に、大地が激しく沈んでいったかのような衝撃に襲われ、ドラグが滑りラインが今まで聞いたことの無いような悲鳴を上げる。
でかい。…直感した。そして、それも間も無く確信に変わる。
水面下で荒れ狂う大きな魚体。水を通してでも、そのサイズは容易に確認できる。さらに、異次元の強靭な引きと、終わりを見せない体力。
まさか、一本目からこのようなバスと出会えるとは…。
その後のファイトは、落ち着いて対処。しかし、バスのアゴを掴むまで、心臓の鼓動の音が耳を支配していた…。
…でっっかっ!!
さらに、この最高のコンディション。あの大地に引っ張られるような感覚も、その魚体をみれば納得できる。そして、傷もフックのもの以外に一つとない。尋常ではない美しさと威圧感。堂々とした貫禄。
なんと一本目から、55cmUP野池最大クラスのバスが現われようとは…。
…別れも名残惜しい。
「ありがとう」…感謝。
充実感、幸福感、達成感…今回はどれも違う。とにかく感謝。このような出会いを与えてくれたフィールド、そして、ブラックバスにただ感謝である。悠々と水中へ消えていくバスの背に、今の私の気持ちは伝わっているだろうか…。本当にありがとう。
…
「よっしゃあぁぁ!!」
リリースした後、留めていた感情が抑えきれず、結局吠える。
そして、野池に響く自分の声の反射が、耳に届くと…ようやく落ち着きが戻ってきた。ふぅ…最高である。まさか、あのようなバスが現われてくれるとは。
弁当も買ってきたが…もう、帰港か?
これ以上ロッドを振るのも気が退ける。どうしたものか…。後はレギュラーサイズを何本か獲れれば…、いやいや反応すら無くても…。
贅沢な思考に、思わず表情も緩む。
しかし…
本日の釣行において、先ほどの一本は、単なる始まりに過ぎなかった…。
…続いて、下流の岩盤エリア。
このフィールドでは、最も水の当たるエリアである。北風は強く打ちつけ、水温も15℃に達しつつあったものの、ここでは再び大きく下回っている。
どうだろう…、まだ冬を意識するのは早いか。越冬に向かい始めるバスを狙い撃てれば…。
岩壁へピッチングで、テキサスリグを送り込んでいく。
ほぼ垂直に、水深5mまで落ちている。…その微かな傾きへ、リグをゆっくりと乗せながら次第に落としていく。
ロッドワークでラインをコントロールしながら…。倒木も所々沈んでいるようだ。木の感覚がグリップから伝わってくる。
リグを落としていく角度を何度か変え、同じくスローに探っていく。
そして、岸とほぼ平行に落とした後、先ほどと同様、水中のレイダウンを乗り越えながらラインを捌いていると…
…ん?
微かな重みと共に、ラインが沖へと走る。いやいや、だからそんなにラインが走る訳ないだろ。
『ガッ!!…ギューンッ!!』
来たッ!!…しかも…先程と…同じ?
バイトの様子も、ファイトの様子も…そして、サイズも!?
これまた、強靭な粘りを持つ引き。何度体験しても忘れることの無い、この重量感。そして、バスのライズの度に押し寄せる、寿命を縮めそうな緊迫。
バスのアゴを掴むまで、他の邪念は入り込んでこない。その瞬間まで、釣り人はたった一つのことのみ祈る。…何としても、獲る!
…そして、バスは次第に力を弱めていった。
で…っか!!
再び、野池最大級のバスが…、何これ…。信じ難い光景が目の前に存在する。明らかにデカ過ぎである。コンディションも最高、美しさも同様。
今日は…一体何の日?秋にスポーニング???…と、笑ってしまう。
大型の活性だけが極端に高くなっているのだろうか。このフィールドのアベレージサイズは40cm前後。そして、決して良型ばかりヒットするわけではない。もしかして、小から中型のバスは、もう既に越冬準備を終え、大型のみがまだ体力を残し活動しているのだろうか…いやいや、今日はそんな水温でもない。
考えられることは…、「ルアーがベストマッチしている」ということ。まさに、このモンスターダーツホッグの1/2ozテキサスリグが、バスの求めるものとマッチしているのだろう。このバスの糞の色も茶系であり、このフィールドのメインベイトの一つが甲殻類だということは間違いなさそうだ。
また今回、水温低下に伴い、ある程度のリアクション効果を期待するために、シンカー止めも用いている。重めのシンカー、そして、そのアクション。ここまでの二本は、その全てが有効に働いている証だろう。さらに、モンスターキラーの巨大ワーム。本当に頼もしい戦力である。
昼休み。
紅葉の中、水面散歩を存分に楽しんだ後、昼食。もちろん、目の前には夢一杯のフィールドが広がっている。
こんなに楽しい日はない。こんなに素晴らしい日はない。最高の釣行日和。これから生きていても今日以上の日はやってくるかどうか…。
時刻は、午後1時半。再び水面へ出撃する。水温は、日が強くなるほどに上昇し、とうとう15℃を越えた。風も弱く、本当に気持ちが良い。
あと5cm!!
あと5cm大きいバスを…。その夢を追い、このフィールドへ来たはず。本来の目標を見失ってはならない。
水温上昇のピークを迎えるこれからの時間帯。さらに期待しても良いはず。もっと望んでも良いはず。もっと挑戦しても良いはず。
続いての選択ルアーは、3/4ozゴブリンヘッドジグ&5.5インチバイズクロー。
これまでの釣りで、クロー系以外を用いる理由は無い。だが、攻め手を変えてみるのも、またバス釣りの楽しみである。
ボトムで、一点シェイク。あるいは、ディープフラットを広範囲に攻めてもおもしろい。
岬周りを中心に、再びスローな釣りを展開していく。
そして…、まずは下流部にて反応が。
岬の先端、水深5m。底に沈むオダ付近で…スタンドアップアクションを繰り返していた。移動距離はほとんどなし。
すると…
『ゴンゴンッ!!』
激しく、小突くようなバイトが!…ほとんど溜めをつくらず、速攻でアワせる。
よっし、ヒット!!また、デカイか?…午前中の釣りが頭にあるため、どうしても大型を想像してしまう。…しかし、思うような重量感、抵抗はない。
…子バス!?
いや…一応40cmUPか。アベレージサイズが小さく見える。なんと怖ろしい感覚だろう。そして、計り知れないポテンシャルを備えるフィールドを前に、再び震え上がる。
また、午後の釣行開始直後でのヒット。バイトの様子から判断するに、水温とともに活性はかなり上がっているようだ。
…楽しい。
サイズダウンしてしまったが、バス釣りの楽しみを決定付けるのには、サイズ以外の要素がある。魚と出会えてこそ…釣りの本質を感じる場面である。
また、このバスのおかげで目が覚めた。
「狙わないと獲れない」
釣果を、運や自然の摂理のせいにしてはいけない。大型を仕留めるためには、やはりそれ相応の努力と策略が必要なのだ。何時までもラッキーフィッシュと崇めてはいけない。あくまでも、「獲る」。その強い信念と姿勢こそが釣り人を、ビッグバスへと近づけるのである。
午後の始まり。気を新たにすることができた。
さて…上流部は、午後も状況は回復していないだろうと判断。中流域に狙いを定め、そのエリアへ向かいながら、目に映るポイントへフットボールジグを放っていく。
…
しかし…反応の無いまま、中流部へ到着。本日の一本目を獲ったエリアである。
ここまで30分ほど7m〜のディープも探ってみたが反応は薄かった。
そこで、着水点を陸へ改め、大きなリアクションを狙いながら倒木近辺を探っていくことにした。
フットボールジグを撃つような場面ではないが、倒木が多い訳でもない。倒木エリアを過ぎ、追ってきたバスを誘惑するには、このジグの強みこそがありがたい。
そして…このエリアには、まだ潜んでいるはず。もう午前中の釣りはほとんど頭になく、このときは完全に、次の魚へと集中することができていた。
…そして、岸際のオダ周辺で上下のロッドワークを繰り返していた時だった。
『グーッ』と、ロッドに確かな重みが加わる。よっし…喰った。ロッドを弾くことはないが…。
『…ガッ!!…グッ、スッ…』
一瞬フッキングに至ったかと思ったが…残念、すっぽ抜けてしまった様だ。ワームには、深いバスの歯型が残っている。
もう一度。…反応のあったポイントへ再度、フットボールジグを放つ。…着水。
…!!
すぐさまラインが、明らかに異常な速さで沈んでいく。着水と同時、あるいはフォール中に喰ったか。そして、ラインの張りはあっという間に強まっていくが…反撃の準備はすでに整っている。
『…ガッ!!…グングンッ!!』
来たっ!…しかも、これまた大きい。大型ブラックバスは、水面で激しい水飛沫を生みながら、獰猛に暴れる。何と元気の良いバスか。
ファイトを存分に楽しむ。その精神的な余裕も今ならある。たとえそれが、50cmUPだったとしても。
そして、理想的なやり取りを進行した後、難なくバスのアゴを掴む。
よっし!改めてその姿を眺め、受ける印象は、大きい…というより、太い。
本日一番のコンディション、三本目の50cmUPである。それにしても…この腹っ!まさに喰い過ぎ注意、メターボバス。食欲の秋全開にも程がある。
そして、バスを足元へ置いても、ほとんど動かない。跳ねようとしても、動けないと表現した方が良いだろうか。自身の重さに打ち勝てないらしい。…何だか少し、可愛らしい光景である。
「ありがとう、お騒がせしました」
水中へ消えていくバスを見送ると、喜びの大きな波が打ち寄せてくる。…やった!!
しかし、昂り続ける私の気持ちとは逆に、バスの歯に痛めつけられた手は悲鳴を上げていた。
深い傷跡からは血も滲む。そして、ロッドを持つだけで、細かく沁みるような激痛が走る。…痛い。
もう、十分…。
もう頑張りきったのではないか…。痛んだ手を見つめ、自分を励ます。
…
それに重要な責務もあるではないか。…これだけの釣果を与えてくれたフィールドへの恩返し。今日は、隅々までやって帰ろう。その時間も欲しい。
午後3時、少し早い時間ではあったが、帰港することにした。
…
しかし、…私は諦めが悪い。あと、数cm。たった数cmが、永遠に感じる。だからこそ、私はフィールドへ向かい続けるのだが。
下流部の岩盤エリア。その光景が目に入ると、どうしてもロッドを握りたくなる。モンスターダーツホッグ、テキサスリグをセットしたロッドを。
水深4〜5mのラインを目標とし、岸と平行にキャストする。
着水後、ロッドから伝わる感覚は、『ゴツゴツ』という硬い感覚。そして、時折鈍く重たい感覚が伝わってくる。岩+倒木という理想的なシチュエーションである。
…
もう一度。同じコースへリグを放つ。
そして、ゆっくりと、ゆっくりとロッドワークを繰り返していく。…しかし、ダメか。
間も無くリグは足元まで到達する。…これ以上出てもこの手で掴めるかどうか怪しいし、よくやったか…。
複雑な気持ちで、最後のポーズを入れる。
…
『ガンッ!!ガンッ!!』
リグを激しく襲うバス。静止していたロッドとラインに、強く明確なバイトが伝わる。来たっ。
『ガッ!!…ギュンッ!!』
これまた…デカい。アワせた瞬間に、そのサイズが容易に判る。グリップから伝わる重み、ラインの叫び。意識せずとも体全体からあらゆる情報が集約され、処理される。
その処理速度と効率は、釣りの経験値に比例する。私はそれらが決して高くない。しかし、私でも容易に理解できる程、ライン先のバスは大きく、暴れ方の自由度が凄まじい。
すぐ目の前で、激しくライズを繰り返す。ロッドを水面下へさげても、まさに無駄な抵抗。嘲笑い、踊るように、飛沫を私にぶつけてくる。
次第に私にも好戦的な感情が湧き立つ。
そして、強引なやりとりの後、水中からバスを引き抜く。
野池最大級、本日4本目!…と言いたいところだが、手がもう限界である。
バスの歯が、さらに薄くなっている私の皮膚を破る。そして、一日重量級バスを持ち上げ続けた腕は、筋肉が強張り、今もバスを持ち上げるのに手が震える。
だが、これも嬉しい勲章。傷ついた掌も、バス釣りにおける誇らしい勲章である。それにしても、ここまで傷けられたのは何時以来だろうか…。そして、今後このような釣りを楽しめる時は果たしてやってくるのだろうか…。
いや、地道な活動を続けていれば、また必ずやってくると信じたい。
今日一日、野池バス釣りの極みというような経験ができた。このことは、今後必ず私の活動に影響を与えるだろうし、絶対に無駄にはしたくない。
バスのエラに水を送りながら、感謝とその決意を強く念じる。…どうか届いていて欲しい。
…
さて…、ここでようやくロッドを置く。時刻は午後3時過ぎ。
…今日の釣果に対して恩返しするには、一体どれほどのゴミを拾っておけば良いのだろうか。
いや、今までの活動に対する自然からのささやかな贈り物が、今日の釣果だったのだろう。そう信じたい。私は、調子の良いときだけ、身勝手なプラス思考を発揮する。
今シーズンも多くのフィールドで、できる範囲のゴミ拾い活動を行ってきた。もちろん、このフィールドでも。その返事が、たまたま今日頂けただけなのかもしれない。
「フィールドを大切にすれば、いい魚と出会える」
「一魚一拾」
ゴミを拾い続け、魚との出会いを報告し続ければ、いつかは叶うはずの願い。私なりのスローガン。
帰宅準備を終え、ゴミ拾いを存分に楽しみ、笑顔で車に乗り込む。
…
「痛っ!!」
一瞬、ハンドルを勢い良く握ったことを、強く後悔する。
結局、掌の傷は、この後一週間ほど私を悩ませた。
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