野池80−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/10/21
気象・野池状況 |
|
天候 |
晴れ |
風 |
弱風 |
気温 |
20℃ |
水質 |
極良 |
basstank釣行記−2007/10/21−16:30〜18:00
本日、3つめのフィールド。
小規模野池…初めての釣行となる。 この場所も、まず人が入っていないと思われる、山奥にある場所。
ここまでに至る山道は、当然車幅ギリギリ。野草や枝に車体を 傷つけられながら、泣く泣くやってきた。
この場所は、友人の紹介で訪れた場所。衛星写真で確認する限り、 絶対バスは潜んでいそうだとのこと。
友人も初釣行となるが、バスを釣り上げる自信で満ちている。
池の雰囲気は、ずばり、よい! 魚のボイルが多発するなど、生体反応はとにかく多い。
日没まで、1時間ほど。出航を急ぐ。
ここでも、日中によく陽が当たっていたと思われる、池の東側 から攻めて行く…。
そして、さっそく、私のロッドにアタリが!!…しかし、 フッキングまでには至らず。残念である。
…と、友人にもヒットした様子…ちょっと!!
友人のロッドが…水中に引きずり込まれそうだ! 壮絶なファイトを繰り広げている!!
マジで…!?水面から現れたのは、40cm後半はあろうかという ブラックバス!!
しかもその体高は、フロリダバスのよう…。 でかい!!
暴れるバスが近づいてきた…が、ランディング直前!!
痛恨のバラシ。
様子を見るために、ワームに対し小さめのフックを使用していたらしい…。 それが原因かはわからないが、私にとっても非常に惜しい一匹だった。
友人と二人、テンションを上げ、奥へと進む…。
友人には、コンスタントにアタリがある模様…私にもあるが、バスのサイズが 小さいのだろう。フッキングまで持っていくことができない。
しかし、名ハンター、タンクリグが今日も獲物を仕留める!!
岸際のシャローエリアには、子バスが多いと判断。少しオープンなエリア、3m〜の 水深を攻めてみる。
すると、ナイロンライン8dlから、明確な応答が!!
ゴンゴン…!!
バスだっ!一呼吸置き、思いっきりアワせる!!
のった!…が、サイズが小さ…
…
…
…っくないよ!!でかいっ!小さかった反応が、強烈な引きに変貌した。
とにかくトルクがすごい!ボートの下で、抵抗し続けるバス。
それに対し、私はとても落ち着いて対処することができた。昼間に、 最高のバスに出会えたからだろう。
1分ほど、「オープンエリア」でファイトを楽しんだ後、バスの口に指を かける!!
やった!!
体格のよい、45cmUP(46cm)!!本日、二本目! これまた、最高のブラックバスが現れてくれた!
先ほど、友人が逃したバスと同じぐらいの体格だろうか…。友人は、 悔しさを、再び噛み締めている様子。
しかし、この野池はいったい…。
…
ここで、友人と二人、あることに気付く。
この野池…似ている。そう、あの「最強野池(野池46)」に、非常に似ているのである。
一番似ている点は、水質。最強野池も、黒味を帯びた水質だったが、ここも全く 同じ色をしている。このような水質だと、バスも大きく育ちやすいのだろうか…。
また、ストラクチャーも似ている。「藻布団」がないだけで、 あの「最強野池」にそっくりなのである…。
しかも、バスの大きさも文句なし!!ベビーバスも多いが…。
最強野池に比べ、バスのコンディションは 抜群によい!!「新」最強野池、発見か!!
「旧」最強野池は、藻地獄というそのコンディションの悪さから、最も好きな場所とは言い難い。
たとえ、50cm級のバスがヒットしても、「藻布団」によりファイトを十分に 楽しめないからである。
しかし、ウィードのない、この「新」最強野池なら、バスの「ファイト」を ストレスなく存分に楽しむことができる!!
しかも、バスの体格が全く違う!!これで、50cmUPでも現れようものなら…。
その後、小さなバイトが途絶えることはなかった。子バスばかりがヒットしてくる。 そして、時間もなく十分に消化しきれないまま、本日の釣行…終了となった。
3日後…友人と二人、再び同じ水面に浮かんでいた…。
職場にいても、この野池が気になっていた…でかバスの匂いが、職場までやってくるのである。 ここは絶対に、ただの野池ではない…。
そして、やはりこの日もナイスバスから始まる!!
様子見で撃っていたのは、タンクリグ。先日、友人がグッドバスをバラしたポイントでヒット!!
サイズは、38cmとまずまずながらも、その体格の良さに魅了される…本当に、ノーザンバス? と疑いたくなるほど。とにかく、グッドサイズからのスタートとなった!!
そして、本日はニューアイテムも用意していた。ジャッカル製のワームである。
今回は、このスプリットショットリグを中心に攻めていくことにした。
本日も水温はそれほど高くない…リーダー系のリグで、ゆっくりと底に付くバスを狙うことに した。
そして、本日もきれいなオープンエリアから、超グッドバスが現れる!!
岸際、シャローエリアに投入した後、ゆっくりとロッドをしゃくりながら寄せる…時折、 小刻みにロッドをシェイクし、シンカーを震わせ、ワームをゆらーっと追従させる。
「ゴン、ゴゴンッ!!」
ロッドを大きく煽る。ん?小さいか?
この野池のバスの特徴か、最初の引きはどのバスも弱い。ただし、 すぐさま暴走魚に変身するのだが。
強烈なファイト、極上のファイトを堪能する。姿を見せたのは…。
堂々の40cmUP!!本当に、いいバスである。
この野池の、このサイズは本当に綺麗で、いい体格をしている。引きの強さも最高! 決して、川バスにも負けない、すばらしいトルクを持っている。
その後、友人は数釣りを楽しみ、午後から仕事へと向かった。
私は、残って、一人野池に浮かび続けた…。
以前、スプリットショットリグ、絶好調である。
だが、まだまだ、サイズにこだわりたい!!絶対に、でかバスを獲る!!
勝手に意気込んで、ロッドを振り続ける…が、次第に反応がなくなってきた。
そして、子バスのアタリさえも。
陽は高くなり、バスの活性は上がっているはずだが。困った。
もう3周目に突入していた。
池の規模(全周200mほど)を考えれば、当然だ…完全に、打つ手を失った。
考えた挙句、出した結論は…プラグ!!バイブレーションである。
久しぶりのプラグ使用にテンションも上がる!引いてくるだけで…楽しいー!! こんなに楽しかったっけ?と思う。とにかくおもしろい。
そして、爆釣に陥った!!超ベビーバスたちが、ただ巻きのバイブレーションにヒットしてくる!!
そしてそして、待ちに待った、でかバスが現れる!!
キャストして、早めにリトリーブし、短時間だが、フォールも入れる。 オープンエリアのはずだが…縦ストラクチャーもないはずだが…。
ロッドが急に重くなる。 瞬間、リールのハンドルを持つ手の動きを止めると…。
『グッ!!』
アタリだ!!
合わせた瞬間に感じ取れる、その大きさ。でかバスだ!!
水中にトンネルでも掘ろうかという、勢いの引き。リールを包み込む掌から伝わる、 どっと重い感覚。
大きなライズ。大きな着水音。大きな水飛沫。
50cmは行ったでしょー!!
極上のファイトを楽しみつつ、不安はバラシのみ…。
近くまで寄せ、バイブレーションのトリプルフックへ、手をかけることに少し躊躇した瞬間!!
でかバスが最後の抵抗、エラを激しく振るわせた!!
ロッドからスッと、重量感が消去される。
そして、私の気持ちも全て無に返る。…襲ってくる、絶望感。後悔。
なぜ、もう一回バスをターンさせなかった?なぜ、ロッドを下げなかった? なぜ、思い切って掴まなかった?
なぜ…?
自責の念でいっぱいになる。非常に残念である。
その後、やる気をなくしてしまった私のロッドが、大きく曲がることはなかった。
「新」最強野池…ポテンシャルは、未知数である。
次の釣行は来シーズンか。次回に期待したい。
と、言ったものの、3日後には同じ水面に浮かんでいた。我慢も3日ボウズである。
何とか、リベンジを!!
ということで、プラグ類を携え、友人とともに最後の悪あがきである。
ここには、モンスターがいる!「あきらめが悪い」ということも、 バス釣りに向く資質かもしれない。
様子見で撃っていくのは、秋に強いとされる「クランクベイト」。メガバス製の「MR-X Cyclone」である。
さっそく、一匹目をキャッチ!!
岸際にキャストし、固い底を、軽快に「ボトムノック」していると…底の感触とは違う引っ張り感が!!
サイズはともかく、狙い通り。
この後、しばらくクランクベイトを撃っていったが、反応はなし。早めに、この野池と相性がよい、「バイブレーション」にチェンジする。すると…。
いきなりのヒット!!
体格の良さからか、強烈な引き!!水中をエグるような引きは、ここのバス特有である。
ボート下に潜り込まれ、反対側!…友人にキャッチを頼む!!現れたのは…!!
グッドサイズ!!
そして、もちろんこれだけでは終わらない!!
40cmUP連続キャッチ!!
やはり、バイブレーションでは反応が全く違う。しかも、そのコンディションたるや文句なし !!早くも、リベンジ終了感が、野池に漂う。
先日に引き続き、バイブレーションの威力に驚嘆である!そして、快進撃はまだ終わらなかった。
とうとう、求めるブラックバスが現れる!!
それは、沖合い。池の中心には、「取水ポンプ」があり、一つの人造ストラクチャーとなっている。 その付近へキャスト。
5秒ほどのカウントの後、リトリーブし始めた瞬間!!
『グッグッ!!』
ロッドを持って行かれそうな、強烈な引っ張り!!ぐっと踏ん張っても、リールからはラインが出て行く。
遠くで、ブラックバスが暴れている。…20秒ほど、好きに遊ばせたが、ここまで!!
負けてなるものか!バスの走る方向に対して、逆向きにロッドを構える…ライズがあれば、ロッドの先端を下げる。
前回の失敗は、絶対繰り返さない!!ファイトの基本を忠実に守りつつ、堅実に寄せてくる。
…
やった!!
今シーズン、最高のバスといっても良い!!最高のコンディションのブラックバス。
長さは少し淋しいが…。それでも、前回の借りを十分に返す、ナイスワン!!
本当に嬉しい、一匹であった。
その後は、いつも通り、数釣りを楽しむことができた。ナイスサイズは出なかったものの、久しぶりのプラグ釣行に、友人と二人、大満足!
先日のバラシを帳消しにしてくれるバスとも出会えたし!!今シーズン、この場所で思い残すことはない。
望むとすれば、来シーズン、ブラックバス達には「もう5cm」大きくなった姿を見せてほしい。
バス& 野池画像−野池80−photo gallary
バス画像−野池80
釣行1日目
釣行2日目(1日目から3日後)
釣行3日目(2日目から3日後)
野池画像−野池80