野池85−釣行記−FishingTrip
野池情報−2007/12/15
気象・野池状況 |
|
天候 |
曇りのち雨 |
風 |
弱風 |
気温 |
5℃ |
水質 |
良 |
basstank釣行記−2007/12/15−10:00〜16:00
本日やってきたのは、信頼の秘境ダム湖(野池75と同じフィールド)。
この場所は、今シーズン何度か通った場所。お気に入りのフィールドである。
12月中旬。どのフィールドが良いか…悩んだ挙句、選択したのは、さらなるでかバスが潜んでいそうなこの場所だった。
到着してみると、この地域でもやはり少雨が続いているのだろうか。今年、最も水位の低い状態だった。
天候、湖面の様子は、問題なし。山奥に位置しているため、雲行きが気になるが、釣果は期待できそうである。
到着してから1時間ほどかけて、ゆっくりと準備をする。いつも、この時間が大好きである。
メインロッドにセットするのは、スピナーベイトと…フロリダリグである。
先日から底での釣りに徹している。しかし、今回は水底が露わになった部分、特にシャローでの可能性は捨てきれない。
巻き物も準備万端である。
さて、上着の2重着、軍手!防寒対策も完璧である。勢い良く出航!
まずは、スピナーベイトにて、高水温であろうと思われるポイントを探っていく。
攻めるレンジは、シャローかディープである。
表層引き、あるいは、着底まで待ちスローリトリーブ。ズドンッという、強烈なバイトを待つが…
無機質なブレードと、穏かに揺らめくスカートのみが、水面から現れる。
難しいか…。シーズン最中なら必ずバスが付いていそうな、ここぞというポイントでは、フロリダリグも投じていく。
しかし、
ダメか…。毎回そうだが、この日も早々にボウズを覚悟する。
次第に風も強くなり、雲行きも怪しくなってきた。
フィールド全体が、強風で包まれていく。
ぽつぽつと雨も降ってきた。空を見上げると、ドス黒い雲が頭上に迫っていた。
なるべく風の当たらない、ワンドへ移動。
人間の居心地が良ければ、バスにとっても居心地が良いだろう。
私の勝手な考えだが、理にかなっていると確信している。
事実!ワンド中央へ放った、フロリダリグに反応が!
水深は5mほど。スローリトリーブの中、時折底から跳ね上げ、フォール。
今回も、そのフォール中のバイトだった。しかも、コンコンッと、ロッドを元気よく弾くアタリ!
感覚からすぐに、でかバスではないと直感したが…嬉しいバイト!
ブラックバスのファイトを存分に楽しむ。そして、現れたのは…。
30cmUP!色白バスである。
狙い通り!やはり、この場所にバスはいた。
おそらく、このワンドには、まだまだ元気なバスが多く付いていそうである。
とりあえず、一匹!12月中旬といえども、ブラックバスを手に出来たことが、素直に嬉しい。
ホッとする。
嬉しさの後は、大きな安堵感。よかった…。
しかし、さらなるバスを求め始めた頃、大きく天候が崩れだした。
最悪である。
雨ではない。ミゾレ?…もしかして、雪!
まさか、今年の初雪を、野池で味わうことになろうとは…。
通りで寒いはずである。
手が…凍える。
中途半端に、雨と雪が交錯する。ウェアとジーパンはビショビショに濡れていく…どうせなら、雪のみでお願いします!
帰港するか悩んだが、あの一匹では満足できない!タフコンディションでも、頑張るぞ!
できるだけ風の影響が少ないエリア、岸際を攻めていく。
所々、木の枝が水中から飛び出ている。その付近へリグを落とし、徐々に深場へと導いていく。
数度のキャストの後、岸際にて、リグが枝に引っ掛かった。
それを外そうと、ロッドを立てる。
…
『グッグッ』
…
バイトか?
今確かに、ロッドが引っ張られたのだが…根がかっている様子である。
『グッグッ』
すぐ外れたと思ったのだが…ロッドが水中へ引き込まれる!
バイトだっ!!
よっし、これはいいサイズ!明らかに先ほどのバスとは、大きさが違う。
走りの様子も、元気がいい!重みのあるファイトを楽しむ。
バス自身が水面から見える人間の姿を確認すると、さらに激しい抵抗へと変貌。
ライズ中に見える口元のフックは…なんとか、大丈夫そうである。しばらく、抵抗を見送った後、ランディングに持ち込むことにした。
その瞬間、荒れた天候など、ほとんど気にならなかった。
サイズアップ!!
冬太りバスとは言えないが、納得サイズである。
ヒットリグは、ダークカラーの5インチヤマセンコー&フロリダリグ。水深は、1m〜2mほどであった。
シャローでのヒットに、このフィールドの活性の高さを感じさせる。 いや、このポイントの選択が正解だったのか。
まだまだ元気なブラックバス。この天候でも関係ないようである。
雨と雪は降ったり止んだりだったが、この後も、釣行を続けた。
そして、 風のぶつかり合う岬にて、数度バイトがあった。が、カットテールのテール部分を喰いちぎられ、すぐにバレてしまった。
先日から、大型ワームばかり使用しているが、サイズダウンをすればもっと釣果は望めるだろう。
この季節のバスの可能性は、依然として期待を持たせるものである。
たとえ、寒さに負けそうになっても、釣行に行く価値はあるだろう。
バス& 野池画像−野池85−photo gallary
バス画像−野池85
野池画像−野池85