basstank-野池ブラックバス釣行記

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ブラックバスの生態

ブラックバスとは

  ブラックバスとは、1900年代前半に、アメリカから輸入されてきた肉食の外来魚(淡水)である。 食欲が極めて旺盛で、小魚や甲殻類(ザリガニ)などを捕食する、非常に高い攻撃性を持つ。

  そして、この高い食欲と攻撃性に着目した釣り、「疑似餌(ルアー)」を用いたルアーフィッシングの対象魚として、若者を中心に人気を集めている。

  また、日本に輸入され繁殖しているブラックバスは大きく2種類(世界には、7種10亜種以上)に分類され、それぞれ、「ラージマウスバス」と「スモールマウスバス」という。

  特に、ラージマウスバスは、北海道以外の全国の河川や野池、ダム湖等に広く分布し、そのフィッシングスタイルのゲーム性と手軽さから、ルアー釣りの対象として最も一般的な魚である。

   さらに、日本のラージマウスバスには大きく2種類の分類が可能で、 それぞれ「ノーザンバス」と「フロリダバス」とに分けることができる。

   「ノーザンバス」とはその名の通り、アメリカ大陸北部が原産地である。 そして、日本の釣り場に分布しているのも一部の地域を除き、大半はこの種。 関西圏以外の野池で見られるのも、ほとんどがこの種である。 体長は最大50cmほど。「ノーザンバス」が60cm以上に成長することは極めて稀だと言われている。

   また、「フロリダバス」も、その名の通りアメリカのフロリダ周辺原産のブラックバスである。 ただし、「ノーザンバス」と大きく異なる点は、まずその体格であり、体高が非常に高く、体長も最大70cmにも成長する。

   しかもその成長速度はすさまじく、「ノーザンバス」は10年という長い年月をかけて50cm程に成長するのに対し、「フロリダバス」はわずか「5年」という早さで「70cm」にも達すると言われている。

フロリダバス

ノーザンバス

   ここ20年ほどで繁殖してきた「フロリダバス」。現在(2000年以降)は、奈良県の池原ダムや七色ダム以外にも、琵琶湖、関西水系等でも、爆発的に繁殖している。

  また、「フロリダバス」は、「ノーザンバス」などの他種との交配も可能である。実際に琵琶湖などでは、フロリダバスとノーザンバスの交配種も確認されている。

  もちろん、「密放流」の問題等を無視することはできないが、今後、日本各地で「フロリダバス」が確認されていくことは、必至であろう。

ブラックバスの産卵から成長まで

   ブラックバスは成魚になると、1年に1回産卵(スポーン、スポーニングという)を行う。

   その産卵時期は「春先〜初夏」。冬場から冷たかった水温が、15℃あるいは16℃ほどに達したときに産卵が始まる。産卵場所は、水深2m以内の浅場(シャローエリア)にある、直径30〜50cm程の巣(ネストという)。

  オスによって底に作られたブラックバスの巣は、クレーターのような形をしており、産卵後に巣を守るのもオスである。

ブラックバスの巣

  そして、約一ヶ月間に渡り、稚魚が3cmほどの大きさに育つまで、近くに寄り添いながら面倒を見続けるのである。また、この頃のオスは非常に攻撃的で、巣の近くに進入してくる「モノ」に対して、過敏に 反応し攻撃する。

   一方、ブラックバスのメスは、産卵前(プリスポーンという)、産卵に望むための体力を蓄えることに専念している。

  この頃のメスは、小魚等を多く捕食しており、かつ当然、卵をお腹に蓄えているため、非常に大きな体をしている。この状態のメスを「プリのバス(プリスポーンバス)」といい、その大きさや体格の良さが、バサー達を魅了している。そして、産卵後は深場に行き、体力の回復を図る。

   一般的なブラックバス(ノーザンバス)は、2、3年で30cmほどに成長し、40cmほどの体長になるまで5年ほどかかる。さらに、50cmの体躯になるまでには、生まれてから10年前後の月日が必要であると言われている。

スモールマウスバスについて

   神奈川県芦ノ湖、長野県野尻湖、福島県桧原湖など限られた地域に生息していたが、現在(2000年以降)では日本各地に分布している。

   ラージマウスバス同様、北米から輸入されてきた肉食の外来魚(淡水)で、最大50cm程に成長する。大きさの割りにラージマウスバスよりも「引き」が強いとされ、体格も良いことから、ラージマウスバスに劣らないほど、ルアー釣りの対象魚として人気がある。

   また、その生態は、より「日本向き」であるとされている。理由は、ラージマウスバスに比べ、低水温でも活動が可能で、水流のある場所でも生息可能であるからである。 スモールマウスバスは、ラージマウスバスには生息し難い日本の水系にも、対応できるのである。

   ただし、ラージマウスバス同様、「密放流」が問題視され、日本の固有種への影響が危惧されていることも忘れてはならない。


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